院長あいさつ

このたび、那須高原病院院長を拝命いたしました林賢一郎です。

当院はこれまで、地域に根差した精神科医療・療養の場として、多くの患者様やご家族、地域の医療・介護関係者の皆様に支えられながら歩んでまいりました。まずは、長年にわたり当院を支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。この歴史と伝統を大切に受け継ぎながら、新体制として新たな一歩を踏み出してまいります。

近年、精神科医療を取り巻く環境は大きく変化しており、認知症に限らず、精神疾患や身体合併症を抱える患者様への対応など、精神面と身体面の双方を支える医療の重要性がますます高まっています。日々の診療の中で、私は「医療の本質は、人と人との心の通い合いである」と感じています。精神的な不調や認知症を含むさまざまな症状によって、ご本人やご家族がこれまでの生活を送ることが難しくなったとき、その不安や苦しみに寄り添い、安心して心と身体を休められる場所でありたいと考えております。

また、そのためには、患者様やご家族を支える職員一人ひとりが、安心して働ける環境であることが欠かせません。医療やケアの現場は、一人で成り立つものではなく、多くの職員が互いを尊重し、支え合うことで成り立っています。それぞれが持つ専門性を発揮しながら、安心して力を尽くせる、温かく風通しの良い病院づくりを進めてまいります。

働く職員が安心して笑顔で働けることが、患者様やご家族へのより良い医療・ケアにつながると私は信じています。

これからも、患者様、ご家族、そして地域の皆様から「ここに相談してよかった」と思っていただける病院を目指し、職員一同、誠心誠意努めてまいります。

今後とも、ご支援、ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

 

医療法人慈全会 那須高原病院
院長 林  賢一郎